「パラレルワールド・ラブストーリー」

 5月31日TOHOシネマズ光の森にて「パラレルワールド・ラブストーリー」を観ました。
東野圭吾の同名小説の映画化です(原作未読)。
出演、玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太。
監督、森義隆。
画像

 東野圭吾というとミステリー作家に分類されているのですが結構、人情的で泣かせる作品もあって単にミステリー作家とくくれない作家です。

 ”パラレルワールド”なので平行世界を扱っているのかと思っていましたが始まってすぐ主人公が人間の脳に関する話をしたところで、おや?と思いました。
 「手が何かに触れていると感じるのはは脳がその電気信号を受け取っているためにそう感じるのであって、直接脳に同じ電気信号を送れば手に触れなくとも、触れているという感じてしまう」という説明でした。
 もしかして平行世界に行ったり来たりするストーリーでは無くて、睡眠または昏睡状態にある人間の脳内の世界の話なのかと。
 佐藤健、綾瀬はるか主演の「完全なる首長竜の日」のような_。


 ストーリーは。
コンピューターメーカーに勤める敦賀(玉森裕太)は恋人の麻由子(吉岡里帆)と同棲しているのですが、時折不思議な夢を見るようになります。親友の三輪(染谷将太)が麻由子と付き合っていて、麻由子と二人で食事したレストランにも、三人で行った夢になっていたり。 
三輪の紹介で敦賀は麻由子と出会ったことが、”その夢”では麻由子は三輪の研究に興味を持ったことがきっかけで三輪と付き合うようになったり・・・。
その夢が妙にリアルで少しずつ敦賀を悩ませていきます。

画像


 その一方で後輩の研究員が突然意識を失ってしまうという事態になりそこには、画期的と噂された三輪の研究と関わりがあることが判ります。それは脳の一部にある細工をすると過去の記憶が変容してしまうというものでした。変容された記憶はやがてその人の中で記憶の補完が行われ、事実と違う記憶となってしまうことに。

画像

 展開はなかなか凝った感じがあってよかったです。
赤い照明の高架下ですれ違う足の不自由な老人(もしかしたら三輪の姿?と勘ぐらせたり)、主人公敦賀の平行世界に振り回される姿(実際は平行世界では無いのですが)、スクリーンのこちら側も一体何が本当で何が異なるのか?だんだん判らなくなってきそうになります。

画像


 それと冒頭の併走する電車のシーンもいいです。まだ顔見知りでも無い敦賀と麻由子はお互い窓際に立ち何気なく窓外をながめるのですが一瞬二人の目が合って・・・・。

 
画像

 ストーリーは後半急展開していきます。それは映画「エターナル・サンシャイン」を思わせました。
 そしてラストシーンは「バタフライ・エフェクト」の同じくラストシーンを_

 面白いです。



アクセスカウンター
アクセスカウンター
アクセスカウンター

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック