「コンフィデンスマンJP - プリンセス編 -」

 8月1日,TOHOシネマズはませんにて「コンフィデンスマンJP-プリンセス編-」を観ました。
出演、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世

 2018年4月のTVシリーズの劇場版第二弾で、勿論TVドラマも第一弾の劇場版「ロマンス編」も楽しく観ています。
 待ちに待った第二弾、新型コロナのおかげで公開が5月から7月に公開延期になって、新作も徐々に公開され始めている状況です。劇場は未だ旧作も公開しているのでこの際に旧作をスクリーンで見直すということも楽しみの一つです。(午前十時の映画祭が続いたのもそういう理由もあるのでしょう)

 TV,映画と何度もみて”だまされないぞ”と心持ちを抱きつつスクリーンに望んでも、「うぁ、やられた」となってしまうのですが、その時の感情はとても心地良いものです。

 なんといっても面白いのはメインストーリーも初見の方にもわかりやすく楽しめるのですが、これまでのシリーズを観ているともっと楽しめます。TVシリーズでのゲストキャラがちょいちょい出てきてくれるのも苦笑してしまうのです。
 ”まずいラーメン屋”の韮山(広末涼子)とリチャード(小日向文世)のやりとりや、偽物の金印を鑑定する城ヶ崎(石黒賢)と赤星(江口洋介)のデジャブのようなやりとり。
 赤星の悔しそうな顔とその後の高笑いには、ダー子へのただならぬ複雑な感情が読み取れる良いカットですし。

そして劇場版前作のラストシーン同様に、芸能プロモーター(生瀬勝久)が「良いんだけど主役の子(長澤まさみ)はちょっと」とからの、長澤まさみの笑顔のアップにも微苦笑してしまいます。



ストーリーは。
世界的大富豪のレイモンド・フウが亡くなりその遺産を巡る三人の姉弟の諍いを前に執事のトニーがレイモンドの遺言を読み上げると、そこには”ミシェル”という隠し子に相続するということが知らされます。
 驚愕する三姉弟、世界から我こそはミシェルと莫大な遺産目当てに偽物達が現れますが、ことごとく追い返されます。
 
 その遺産を狙ってダー子(長澤まさみ)、リチャード、ボクちゃんは行動を起こします。
ダー子は偶然拾った”コックリ”をミシェルに仕立て上げフウの屋敷に乗り込みます。
 
 フウ家の優秀な執事トニーの目を巧妙に欺き”ミシェル”とその母として乗り込んだダー子は、大富豪の口止め料を目当てに、もらうものもらったらとっとと逃げ出す作戦だったのですが、トニーから親子共々屋敷で過ごすこと、フウ家の相続人としてのふさわしい教養とマナーを教育されることとなり作戦変更_。


 屋敷では庶民であったミシェルとその母に対する差別意識と遺産を奪われる憎悪とで様々な嫌がらせを三姉弟から受けます。いったんは逃げだそうとしたダー子でしたが、その気持ちは反転、”ミシェル”の母として三姉弟との対決の道を選択します。



 四ヶ月後に新当主のお披露目パーティを控え、着々と企みを進めるダー子達、そしてミシェルの存在を疎ましく思う三姉弟は日本からダー子と因縁浅からぬ赤星を日本から呼びます。

そして世界中からセレブが集まってくるパーティにはダー子の元彼(?)のジェシー(三浦春馬)もやってきます。
 赤星に面の割れているダー子達、ジェシーは気が気ではありません、目立たぬように巧妙に立ち回ります。
 
 果たして、フウ家の遺産は誰のものに_?


 今回のコンフィデンスマンは泣ける所が随所にあります。冒頭フウ家にすべてを奪われる一家の憎しみの叫びが、後半の爆弾魔の乱入につながるのですが,その場にいた全員が狂乱し逃げ腰となる中、”ミシェル”だけがその男の前に進み出て自分がフウ家の当主だと名乗り出ます。二人は以前街中で短い時間でしたが会っていたのです。

 そのときに男が亡くしてしまった大事なプリンセスの人形を、”ミシェル”は偶然拾っていていつも大事に持っていました。
 その二人を離れたところから見守るダー子の視線。
 きっとそのプリンセスの人形を拾った瞬間が”コックリ”が”プリンセス・ミシェル”に変わっていった時なのでしょう。
 そして執事トニーもその”ミシェル”をじっと見ていました。
 爆弾事件の後トニーは三姉弟とミシェルに改めて「レイモンド・フウの手紙」を見せ、そのことで姉弟のわだかまりは氷解に向かいます。
 そして”コックリ”は本物の”ミシェル”として生きていくことを_。

 ラストの浜辺でダー子達と別れるシーンは感動的です。ダー子の母性が垣間見えるところです。


 しばらく映画館から遠ざかっていたせいもあるのかもしれませんが、とても良い作品でした。もう一度見に行こうかなとも思います。
 エンドロール後の香港のレストランでの「ダー子達とレイモンド」のシーンは無くても良かったのかなぁとはちょっと思いました。

 最後に。先日突然の悲報(三浦春馬の自死)にショックを覚えつつもスクリーン上のジェシーのかっこよさに感無量となりました。


 素敵な作品。



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