「Who is it?」  アルバム「Fifty Fifty」より

 私が高校生の頃初めて買ったアルバムレコードがこの「Who is it?」が収録されている鮎川麻弥「Fifty Fifty」です。(1985年発売)
 当時はまだCDは余り普及していなくてアナログレコードが一般的でした。
シングルレコード(表裏に1曲ずつ)をEP ,アルバムレコードをLPとも呼んだりしていました。(調べてみるとCDが普及してきたのは1987年辺りらしい)

 レコードはその仕組みから(専用の針で音を拾う)取り扱いを慎重にしなければならないのがデメリットでしたが、それを納めるジャケットは四方が約30センチ程度あって、そのデザインがかっこいいと部屋に飾ったりもしました。
 鮎川麻弥さんの曲はその頃から好きでレコードも結構持っていました(今はCDでも)。

 この「Fifty Fifty」には全10曲収められていますが一曲を除くとすべて鮎川さんの作詞ですし作曲も兼ねているものあります。(その一曲とはモダントーキングのカバーで「愛はロマネスク」)。

 さてこのアルバム最初の曲「Who is it?」ですが、軽快なメロディ、リズミカルでちょっとコメディっぽい詞がすごくお茶目で、つい微笑んでしまうという感じです。

  
 つきあっている彼とケンカしてしまい、一人部屋でふさぎ込む女の子。
するとふいにノックの音が。こっちは気が滅入っているのにお構いなく続くノックの音に苛立ってしまうというのが始まりです。
 こんな時に誰にも会いたくないという気持ちのヒロインですが、ドアの向こうは誰なのかとあれこれ考え始めます。悪友の誘い?レコードを借りにきた友達?それとも隣の住人の苦情?
 でも今はやっぱりそんな気分じゃない! 彼に謝りたいのに電話はつながらない_。
 それでも鳴り止まないノックの音にとうとうキレてドアを開けたら、その向こうに立っていたのは_?



 _とほんの短い時間でコメディのような独り相撲をやってしまうという歌詞はとても可愛らしいです。
それにこのモノローグのような歌詞はこのヒロインがアパート(マンション?)に一人暮らしであることをさりげなくわからせていて、その詩の選択がすばらしいです。
そして弾むメロディの中にたえず "ノックの音"が、まるで相手を確認したり急かしたり、と少し異質な響きも入っていて、その調和がなんとも言えずいいです。

 久しぶりに聴いています。

アクセスカウンター
アクセスカウンター
アクセスカウンター

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント