「クスノキの番人」

 東野圭吾「クスノキの番人」読了。

東野圭吾、というとミステリ・サスペンスものという感じを持ってしまうのですけれど、
「秘密」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」などちょっと不思議な感覚のドラマのような作品もあって、この「クスノキの番人」も同様です。


 ストーリーは。
身寄りの無い孤独な青年の前に伯母を名乗る人物が現れ、とある神社のご神木である”クスノキ”の番人をその青年・玲人は任されることになります。
 その木に念じれば願いが叶うという言い伝えが噂になっている、今時流行りのパワースポットの手伝いかと余り乗り気のしなかった玲人でしたが、やがてこの木に願をかける人たちと接していくうちにその神秘的な力を知るようになります。
 そして何故自分がこのクスノキの番人として選ばれたのかということにも_。



 冒頭で主人公の玲人は犯罪を犯し警察に連行されます。人生に自暴自棄となった彼は物事を深く考えることのないありふれた青年でした。
クスノキの番人となりますが、誰からもここでの願掛けで何が行われているのか教えてもらえず苛立ったりもするのですが、終盤にかけてこの木を通して出会った人達の想いをくみ取ることのできる大人へと成長していきます。
 いい作品。


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