「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」

10月5日 109シネマズ佐賀にて「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」を観ました。
ヒキタクニオの同名書籍の映画化(未読)
出演、松重豊、北川景子
監督、細川徹


原作者とタイトルから、内容は作者自身の体験を元に、という作品のようです。
どういう話かというとタイトル通り、”妊活”を、それも男性目線でのものです。
ですから、同じ男として、クスクス笑えそうなシーンもあり、コメディの要素にあふれています。




主人公は50を目前にした小説家なのですが、自身の加齢による不妊・妊活にもだえ苦しみつつも、担当の編集者の所にはほぼ毎年のように出産がやってくる(おまけに最後は不倫)という落差に、変な妄想シーンもあって、コミカルでした。
 (その編集者を濱田岳が演じているのですが、妄想シーンでは”受精大臣”、ヒキタ本人は”駄目金玉大臣”という肩書きで国会発言みたいな釈明をしたりします)
 他にもヒキタの精子を調べるためにクリニック内の個室で容器にそれを出すという案件にも、ヒキタは「男の扱いは結構雑だぁ」、「男って結構ナイーブなんだ」とか、クリニックの医師に「去年の健康診断は全然問題なかったんだ」と何度も食い下がったり・・・。
 精子の運動率を上げるために、食生活の制限、欠かさないジョギングと、結構大変だなぁと。
(その運動率の上げ下げで一喜一憂するのにも、コミカルです)



 でもその反面、奥さんの方が倍以上につらいんだろうなとも感じ取れます。
自身には問題はない、でも子供を授かる方は女性なのです。なかなかうまくいかず、二人は人工授精という方向に進みます。それでうまくいく確率は約8割、それでもうまくいかず、状況を知った妻・サチの両親(父を伊東四朗が演じてます)が二人の所にやってきて「人工授精なんてそんな人体実験みたいなこと」と止めることを勧めます。
 それでもサチは諦めません。
 なかなか授からない状況に鬱状態が続く、それでもあきらめることをしない・・・。
 そしてとうとう、おなかの中に新たな生命が・・・もつかの間、心音が無いということに。
 その後何度となくサチは生まれてくるはずだった子のエコー写真を見返してはすすり泣くシーンがあって、ぐっときます。
 この手のドキュメンタリー番組などでもちょっとみた事があるのですが、大変だなと思います。
(男としてはそういう表現しか出来ないのかもしれません)



 ラスト、桜並木の通りで顔を合わせる二人の夫婦の姿に、感動します。
子供を授かる、てとても奇跡的なことだと実感出来る作品です。
 良い作品



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