「天気の子」

8月3日 TOHOシネマズはませんにて「天気の子」を観ました。
新海誠監督作品のアニメーションです。
CV、醍醐虎太郎、森七菜、小栗旬。


前作「君の名は。」で過去に起こった惨劇から大勢を救うというプロットを高校生男女のボーイ・ミーツ・ガールという形でストーリーが展開していくものだったのですが、
本作は主人公の青年が救うのはヒロインただ一人です。
そして新海監督作品に特徴的な、現実以上に美しい風景は前作では喫茶店もない片田舎と
アスファルトと連立するビルの都会という、二つの舞台を交互に巧みに見せていたのに対して、本作では舞台は始終雨の降り止まない都会としています。
 テンポよく舞台の移り変わりのある前作と違っていることが、ちょっとだけ本作の雰囲気をを静かに淡々とさせているのですが、それが雨の降り止まない世界、とマッチしています。


 物語はヒロイン陽菜が巫女(天気を操る力を持つ)となってしまったところから始まります。古びれた廃屋ビルの屋上にある小さな鳥居をくぐった瞬間、彼女は遙か上空の雲の世界に飛ばされますが、そこには魚やクラゲのような生き物が住んでいました。
 そしてスクリーンは、東京に向かうフェリーの船上にいる主人公 帆高に移ります。
高校一年生の彼は田舎から都会へ出てくるのですが、その理由ははっきりとしません。ある時雲と晴れの切れ目を追いかけていくというシーンがあって、それが動機のように語られるのですが、少し動機としては弱い感じがします。
 高校生でなにもツテがなく、身分証明不要で働くところを探そうとする帆高ですが、世の中そんなに甘くなく、仕方なくフェリー上で知り合ったフリーライターの須賀のところで働くこととなります。それは超常現象などのキワモノ的な取材がメインなのですが、その中の「100%の晴れ女」という都市伝説に出くわします。
 その女性が陽菜でした。


 ひょんなことから穂高は陽菜とその弟凪と「天気を晴れにする」サービスを開始します。
その年は長期的に雨が降り続け、彼女の力は至る所で発揮され、順調に進んでいくのですが、家出捜索届の出ている帆高、子供二人だけの生活に児童相談所の職員、警察が三人のもとにやってきます。
 そして「100%の晴れ女」には運命的なものがあり、昔から天候を司る巫女の話が挿入されます。その巫女には過酷な運命が待ち受けていることも_。
 警察からのがれホテルで一夜をともにする三人ですが、翌朝、陽菜はいなくなっていました。警察に保護される穂高と凪。 いなくなってしまった陽菜。
 穂高はこの天候と巫女となった陽菜の運命を知り、彼女を助けたいと思う一心でその場を逃げ出します。行く先は陽菜が巫女となった運命の場所に_。


ラストは必ずしもすべてがハッピーエンド、というものではありません。
東京の沿岸部はほぼ水没しており、3年以上も雨の降り止まない世界となっています。
劇中、この関東の沿岸部は昔はほぼ海だった。それを人間が陸地にしていただけで、また昔に戻っただけなのだという
ことが語られます。

この世界は狂ってる、いや元から世界は狂ってるのさという台詞もあります。

それでも人は生きていきます。共に生きていく人たちと一緒に。



劇中、「君の名は。」の主人公瀧と三葉、三葉の級友もちょこっと出てきているので思わず、オッと微笑ましくなりました。そういえば「君の名は。」にも「言の葉の庭」のヒロインが出てたなと_。

 あと初老の刑事の声を当てているのが平泉成なのですけれど、エンディングのスタッフロールを見るまでもなく誰が声を当てているのかがわかってしまうくらいにおなじみのキャスティングでしたね。

 面白いです。
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