「X-MEN :ダーク・フェニックス」

 6月22日、イオンシネマ筑紫野にて「X-MEN:ダーク・フェニックス」を観ました。
原題:Dark Phoenix 
出演、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスペンダー、ジェニファー・ローレンス、ソフィー・ターナー
監督、サイモン・キンバーグ
画像


 マーベルコミックの「X-MEN」シリーズの映画化で、時代背景とキャラクターの若返りを図った”ファースト・ジェネレーション”からの4作目となる作品です。

 「X-MEN」シリーズをあまりよく観ていないのですが、このX-MENのいくつかを観て感じたのは劇中のミュータントという存在が人間より優越的な存在では決して無く、寧ろその特異性のために普通の人間から恐怖の対象でありミュータントは迫害の対象となり、その特異性を隠していくしかない存在となっています。 


 「自分は他とは違っている」
 ミュータントの苦悩は、ある意味、思春期特有の過剰な自意識にも似て、又あるいはLGBTの方の抱く苦悩をも想起します。


 
 X-MEN はそういうミュータント達がお互いに力を合わせ、人間達との共存を目指していますし、一方、ミュータントこそが次なる人類の進化の過程なのだと、その力を周囲に誇示する者達もいます。
 
画像

 
 この「ダーク・フェニックス」はこれまでのこの作品から一歩進んだ展開となっているようです。
 それは冒頭に”進化”とは何かと語るモノローグや、レイヴンがやや憤り気味にプロフェッサーXに「X-WOMENと変えたら?」と吐き捨てたり、そして本作の主役でもあるジーンの変化がそれを物語っています。
 
 舞台はすでに人間とミュータントがかろうじて共存関係を良好に保っています。宇宙で遭難に遭ったシャトルを救助するX-MEN達とその成功に歓声を上げる人間とミュータントの両者。プロフェッサーXが目指した世界に近づいていますが、人間社会と壁を作っているマグニートー達のようなミュータントもいます。
 
画像

 そういう状況においてジーンの変化は、その危うい均衡を大きく揺さぶってしまいます。ジーンにはミュータント達誰もがかなわぬパワーが宿ってしまうのです。
 再び二つの社会(人間とミュータント)はぶつかりあることに。
 終盤は宇宙からやってきた生命体との戦いになるのですが、ジーンは結果的に、X-MENのもとへ帰ってはきません。
 ラストカットで大空にフェニックスが飛んでいく姿が印象的でした。
 
  面白いです。
  
  
 
 

 
 
 
アクセスカウンター
アクセスカウンター
アクセスカウンター

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック