「ゴジラ  キング・オブ・モンスターズ」

6月1日、TOHOシネマズはませんにて「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」を観ました。
原題も「Godzilla: King of the Monsters」
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2014年公開の通称”ギャレゴジ”の「ゴジラ」の続編です。前作の5年後の世界という設定です。

 出演 カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、渡辺謙。
 監督、マイケル・ドハティ

 制作のレジェンダリー・ピクチャーズの怪獣映画、”モンスターバース”という世界観では、前作「ゴジラ」の後に「キングコング-髑髏島の巨神-」が公開されていて、本作「キング・オブ・~」の後にはこの「ゴジラ VS コング」が予定されています。

 私はこの「髑髏島の巨神」をあまり好きではありません。”キングコング”なら、ピーター・ジャクソンの「キングコング」の方が断然すきです。またハリウッド版「ゴジラ」も、いわゆる”エメゴジ”よりはいいですが”ギャレゴジ”もあまりいいとは感じませんでした。その「ゴジラ」の5年後の設定という「キング・オブ・モンスターズ」に観る前は多少の抵抗がありましたがそれはスクリーンを後にしたときには全く無くなっていました。
  
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 その理由の一つに、本作はより日本のゴジラへのリスペクト感が強いように感じました。それは他の怪獣のラドン、モスラ、そしてギドラ。怪獣間の共闘があったり。
 ゴジラ、モスラの登場シーンでは日本版のテーマ曲が流れたり。
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 そして本作のドラマパートについては私には主人公は芹沢猪四郎(渡辺謙)に見えました。劇中の設定では日本版ゴジラ第一作の山根博士の一面をも持ったものになっていますが、この「芹沢」は同じく第一作目の芹沢博士から、「猪四郎」は同作品の監督である本多猪四郎からのネーミングであることは明らかです。

 劇中、ゴジラとギドラを倒すために”オキシジェン・デストロイヤー”という生物兵器が使われるというシチュエーション。(この兵器もまた日本版第一作でゴジラを倒した兵器)。
 ですが何故かギドラを倒すことはできず(地球外生物というかららしいですが)、ゴジラは瀕死の状態となります。
 そのゴジラを復活させるためにモスラはゴジラに力を与え、芹沢博士も又命を賭してゴジラを蘇らせようとします。(日本版第一作とは逆なのですが)何故かこの二人の芹沢博士には共通するものを感じるのです。
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 他の人物にも芹沢と行動を共にするモナークの研究員アイリーン(チャン・ツィイー)の祖母、母、そして自身も双子という設定で、かつその写真の片隅には”インファント・アイランド”の文字があり、”モスラの小美人”とのつながりを感じさせます。


 そして怪獣達についても”古の神々”という設定でスクリーン上でも”TITAN"というギリシャ神話の巨神をさす表現がされています。
劇中でも「人間に味方する怪獣をペットに」という台詞に対して芹沢博士は「逆に我々がそうなるのだ」と反論します。
 瀕死のゴジラが体を休める深海には古代文明の遺跡があり、そこには怪獣は神であったことが描かれています。
 それは”ではないので。”クトゥルフ神話”を連想するに充分で、これまでのゴジラとは一線を画す、別の深みを持たせる物語となります。古代の神々が再臨し人類の社会は崩壊し始めます。
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 ゴジラの前にかしずく怪獣達のラストカットが今後の展開を期待させます。

 面白いです。

 6月9日、二回目の鑑賞。



 
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