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zoom RSS 「今夜、ロマンス劇場で」_Hedgehog's dilemma

<<   作成日時 : 2018/02/25 15:52   >>

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 2月10日TOHOシネマズ光の森にて「今夜、ロマンス劇場で」を観る。
主演、綾瀬はるか、坂口健太郎、監督、武内英樹。

 タイトル、予告からして如何にもという定番のストーリーかなと。でもそれが狙いなんだろうなとも思える。
そして主演の綾瀬はるかて、て”女優”だなぁと今さらながらに感じた。
 
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 ストーリーは。
映画を”キネマ”とも読んでいた頃、映画会社に助監督として働く青年、牧野(坂口健太郎)は懇意にしている映画館のオーナーに頼み込んで戦前の古いフィルムを劇場で度々上映しては主演のお姫様に淡い恋心を抱いている。
 ある夜その映画のお姫様が牧野の目の前に現れる。ただし映画同様のモノクロのままで。
驚く牧野はお姫様に近づこうとするも「無礼者」とピシャリ。想いを寄せる人が目の前に、と喜ぶのもつかの間、”お姫様”の我が儘が言動に牧野は終始振り回される。それでも二人の気持ちはいつしか恋心に変わっていくのだが、お姫様にある秘密があった。それは人に触れてしまえば消えていくという事。愛する人に触れられない、そんなジレンマの行き着く先は_。

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 スクリーンの登場人物に恋に似た感情を抱くということは、今時ならアニメの二次元キャラにはまったりするオタクも同様。(実写とアニメの違いだけ)
見方を広げるなら小説、マンガも同様なのだろう。
 スクリーン上の人物が飛び出してくるという作品は今までもいくつかあって。
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シュワルツェネッガーの「ラストアクションヒーロー」、
「リング」の貞子(ちと違うか)、
ディズニーの「魔法にかけられて」、
ウディ・アレン「カイロの紫のバラ」、
キャラメルボックスの舞台「サンタクロースが歌ってくれた」etc

「今夜、ロマンス」の”お姫様”はモノクロの世界の住人なので、スクリーンの外のカラフルな世界へ訪れての様々な色彩に感動する姿に、普段私たちが見過ごしてきているものを気づかさずにはいられない。
 ”ロマンス劇場”の内装、薄紫の美しい藤棚、主人公とヒロインが度々通る緑豊かな川沿いの小径には雨上がりに虹がかかり、赤い雨傘をヒロインは広げる。
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 それは身の回りだけで無く、心象も同様で、例えば何かに失敗し気分が落ち込めば世界は暗く陰鬱だろうし、恋をすれば世界はバラ色なのだろう。

 世の中はたくさんの色彩にあふれている、そのことを、そしてそれが如何にすばらしいかを改めて気付かせてくれる。


 そしてもう一つ、お互いに触れたいのだけれど出来ない、というシチュエーションは「ヤマアラシのジレンマ」という心理学に出てくる言葉を思い出す。(もとは哲学者ショーペンハウエルの言葉らしい)

 寒さを和らげるために2匹のヤマアラシは身体くっつけようとするのけけれど、そうするとお互いの針が相手を傷つけてしまう為に相手に触れられない状況に陥ることをいうらしい。それを人の恋愛に例えて、相手に深く関わろうとすると傷つけてしまう、それがわかるからあえて近づかない、一定の距離を保ってしまうというもの。

こういう関係の行き着く先は_?




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