「オリエント急行殺人事件」_容疑者は全員。

 12月24日、TOHOシネマズ光の森にて「オリエント急行殺人事件」を観る。

 アガサ・クリスティの同名小説の映画化(未読)
原題、Murder on the Orient Express

この作品は1974年にも映画化されていてだいぶ以前にDVDレンタルで観た。日本語吹き替えモードにしても時折字幕モードになったりという昔TV放映した時のものを掘り起こしDVDにしたような代物だった。

 どういう話で犯人は誰かというのは勿論わかっているし、映画の大画面で見なければならないと言うほどのシーンもない(列車内という密室もの)のだけれど、リメイクのよさを感じたいために出かけた次第。
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 出演、ケネス・ブラナー、ペネロペ・クルス、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ、ミシェル・ファイファー、ジョシュ・ギャッド、ウィレム・デフォー、デイジー・リドリー、とあまり欧米の俳優に詳しくない私でも見知った人たちばかり。
 勿論それにも理由がある。前作の1971年版同様に容疑者全員が著名な俳優ばかりであるなら、犯人の目星は?

 視聴者がTV、映画で推理物をみるときにありがちな見方として、配役で犯人を判断するという手がある。無名、知名度の低い俳優さんはさして重要人物では無く、要は有名、大物俳優なら事件の重要人物であり、その意味では犯人である可能性もある、という見方だ。

 でもそれなら登場人物が全員著名な俳優だったら?

と逆手に取った配役をしているのが本作。

 監督、ケネス・ブラナー。
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 冒頭、エルサレムではじまるのだけれど、ポワロは鶏が今朝産んだばかりの卵を何度ももってこさせたり(同じ鶏が同じ日に産んだのに何故大きさがことなるのか?と疑問視してみせる)、路上で片足で糞を踏んでしまい、バランスがわるいともう片方の足で糞を踏んだりと、彼の奇妙な性格を端的に表す。
 そしてエルサレムでの事件解決後に、この世の中には善と悪の二つしかない、と断言させるのだが、その後オリエント急行の列車内での殺人事件で、この断言に迷う自分に出会ってしまう。

 そして雪山に停車してしまったオリエント急行列車内での殺人事件。
ポワロは捜査を開始するが、その犯人の姿は容易につかめない。なぜなら_。



 面白いです。

 
 
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