「エイリアン・プロメテウス」_彼は神か罪人か_

  劇場で”エイリアン・コヴェナント”を観ての数日後、レンタルでその前日譚の「プロメテウス」を観る。
(TSUTAYA植木店は最近リニューアルしてちょっとおしゃれな雰囲気になった)

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 監督、リドリー・スコット、出演、マイケル・ファスベンダー。

 まぁこの”エイリアンシリーズ”の前日譚というべき
「プロメテウス」「コヴェナント」も”エイリアン、怖い”というより宗教色が濃い感じがする。


 冒頭、濁流の前に立つ一人の男(白灰色の肌で人間には見えず)の近くの上空にはその男を連れてきたらしい宇宙船らしき物体が空に浮かぶ。
 男はおもむろに、小さな容器から取り出したものを飲み干してしまうとやがて身体に異変が起こり、男は濁流に落ちてしまう。その身体は水中で跡形もなくなるものの、ミクロ単位で変異し、それはやがて生命の源となる_。
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 それから長い年月を経て人類は宇宙にまで進出、となるとつい連想するのが"2001年宇宙の旅”でいずれも人類の起源を描いている。人類はどこから来て何処へ向かうのかと。


 「プロメテウス”のこの冒頭の男を”エンジニア”と呼び地球の生命の起源となるものと描かれているのだけれど、ちょっと”?”と思った。
”エンジニア”を人類の創造主たる神のようなものと劇中の人物が語り、”老い”を防ごうとするのだけれど果たして”エンジニア”は神のような存在なのか?
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 この冒頭のシーンで太古の地球に降り立ち自らの命と引き替えに大地に生命をもたらした男は”罪人”ではなかったのかと。
”エンジニア”の惑星では罪を犯したものがその罰として死罪を与えられるのだけれど、単に個体の死ではなく生物の無い惑星で、その死をもって新な生命を起こさせるという刑。
 その刑の執行を見届けるために罪人の近くの上空に宇宙船が浮かび、男が容器の中のものを飲み込むのと同時にその宇宙船は離れていく。刑の完了ということで。
 だから男の表情は暗く陰鬱なものだったのでは、と。


 
  ”人は生まれながらに罪を背負うもの”


 面白いですが、やっぱりちょっと重い・・・。


「プロメテウス」「コヴェナント」とみて、ふと思った。
怖~いエイリアンの映画というより、ちょっとブレードランナーに近くなってない?と。
(^_^)

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