「お父さんと伊藤さん」_ ピンは逃げませんから

 10月8日 T・JOY久留米にて「お父さんと伊藤さん」を観る。
監督、タナダユキ、出演、上野樹里、リリー・フランキー、藤竜也。
中澤日菜子の同名小説の映画化(未読)

画像

 今の日本で贅沢しなければ(慎ましく暮らせば)貧することあっても淡々と生きていける。例外はあるだろうけど。アルバイトでもなんでもすればなんとか生きていけるのは日本の国力が昔と比べて上にあるからなのだろうか?
 給料が上がらない世間かもしれない。でも私が子どもの頃、中学高校の頃、100円ショップとか格安のお店とかは無かった。(ディスカウントショップはあったけれどもそんなに安いというものでもなかったかと記憶する。安い=質の悪いものという構図だった)
 100円ショップ、て結構いろんなものがあって生活必需品諸々も取りそろえることが出来る。
 (調べてみると100円ショップは1985年に一号店が開店、1990年代にあちこちに広がっていったらしい)

 100均までいかなくても捜せば安いものはあちこちにある。給料が上がらなくても買うものの目先を変えればそれなりに幸福に生きていけるのかもしれない。
画像

 一人でも何とか生きていける現在、人と人のつながりはどうなっていくのだろう、家族のつながりは?


 この作品の主な登場人物は三人。彩(上野樹里)、伊藤さん(リリー・フランキー)、お父さん(藤竜也)

画像

 「お父さんと伊藤さん」なんて、一字違いの妙なタイトルなのだけれどお父さんは勿論肉親で、伊藤さんは同居人という関係。
 彩はコンビニでのアルバイトで年の差20以上もある伊藤さんと知り合い、どういう成り行きか同棲するようになるのだけれど、そこに兄夫婦の元から飛び出した父親が「今日から世話になる」と強引に彩のアパートにやってくる。ボストンバックと身一つで突然転がり込んできた父親に彩も困惑するのだが伊藤さんの存在にお父さんも驚いて_。

 お父さんと伊藤さんとの生活は度々小さなトラブルが続くものの彩は何とか乗り切っていく。
 そんなある日突然父が置き手紙を残して家出してしまう。

画像


 彩は父との生活に本音では困惑し出来れば別居したいと思っている。そして伊藤さんとの平穏なのんびりとした生活に満足している。

  何で_? 肉親は嫌なのに、他人は平気なの?

 いつもはひょうひょうとしている伊藤さんは時折彩とお父さんの関係について核心を突いたことをさり気なく語ったりする。物語の最後にも_。

画像

 いい作品。


アクセスカウンター
アクセスカウンター
アクセスカウンター

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック