「海街diary」_家族になるとき

6月20日 TOHOシネマズ光の森にて「海街diary」を観る。
吉田秋生の同名コミックの映画化(原作未読)。 

 主演、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。

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 こういう作品、ていいよなぁというのが第一印象。
 物語は三人姉妹に、異母の妹が一人加わるというだけの展開で、驚天動地のサスペンス、ミステリーもなければCGをふんだんに使ったアクションもない。おまけにこれ、といった山場も特に・・・。

 
 でも、それがいい。
 異母姉妹との生活なんて状況は滅多にないことなのだろうけど、淡々と過ごす日常の風景にも、それぞれにいくつもの小さな灯火のような瞬間がある_そんな作品。
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 ストーリーはものすごく地味。それを主役級の4人の女優が姉妹を演じているのである意味、”アベンジャーズ”なのだろうけど、もしかしたら、全く無名の俳優が演じてもいい作品になったのかもしれない。

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 ストーリーは。
 鎌倉に住む三姉妹の元に父の訃報が届く。十数年も前に女と家を出て行った父にほぼ無関心の姉妹だったが、次女・佳乃(長澤)、三女・千佳(夏帆)、そして長女・幸(綾瀬)はその葬儀に山形へ。

 そこで出会うもう一人の妹・すず(広瀬)。
 幸は葬儀でのすずと義母と温度差を感じ取り、「鎌倉に来ない?」と持ちかける。 
 そして異母姉妹を含めた四人の生活が始まる_。


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  いいなぁとおもえるシーンがいくつかあって。

 両親不在で長女としては必然的に”しっかりもの”になっている幸も、その時々の台詞や表情で 「おや?」と思わせるカットがあって、後に「ああ、やっぱり・・」と。

 物語後半、家を出ていった母との再会に 「あ、これはやっかいな展開に」と思ってると案の定。それでもやはり親子、なんだか長女・幸がいちばん母を気にかけているのかもしれないなと感じるシーン。

 長女・幸と次女・佳乃の関係もいかにもで、始終口げんかが絶えないのだけど、三女・千佳曰く、「いざとなると結束する」というのも姉妹ならではのもの。

 舞台が鎌倉という設定もあってか、ちょっと昔の生活感という雰囲気が全編に漂っていて、特に
毎年実る庭の梅から作る梅酒や、「しらすトースト」、姉妹の住む古い日本家屋での生活感がとてもいい。



 世の中、とんでもない出来事、事件なんて早々巡り会わないもの。
 でもなんということもない日常の中にも、いつも小さな彩りのような時間が生まれてくるもの。
 そういうものを静かに優しく描く作品。
 
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 いい作品です。

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