「タイピスト!」_スポ根+”マイ・フェア・レディ”

 10月5日、 denkikan にて「タイピスト!」を観る。
原題はPopulaireで、”ポピュラー”の意。日本公開は8月中旬だったのだけれどやっとこの日から熊本で公開。
九州では福岡で2,その他各県で1館と少ない。
 面白いのに。  フランス映画だから、番宣が少ない?

 観ていてとても楽しい、チャーミングな作品。

主演、デボラ・フランソワ、ロマン・デュリス。

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 舞台は1950年代フランス。当時世界的に行われていたタイプライターの早打ち大会を題材にしたコメディ。
観ながら、なんとなく、おや?と感じたのは、”これ、マイ・フェア・レディ”っぽいなと。(オードリー・ヘップバーン主演の映画)
 
 二人の男が一人の田舎娘の成長に賭けをする、そして見事に成長した娘に男はいつしか心惹かれ始めて_という。
 そうやってみれば”タイピスト!”のヒロイン、デボラ・フランソワの雰囲気がストーリー後半になるにつれ、何となくオードリー・ヘップバーンっぽく見えてくるから不思議。
 肩幅あってガタイのいい田舎娘という感じだったのが段々と美しい女性へと変身していく_。
 でもそれにも増して面白いのは”女性同士の対決”というシークエンスがこの物語をよりコメディとして幅を広げていると言うこと。
 男女の思い、感じ方のすれ違いをメインにして、それを包み込むように展開していく”タイプ早打ち大会”。
まるで”ロッキー”、か”エースをねらえ”かと見まがうほどのコーチと選手の厳しい特訓は、観ているこちら側もワクワクと、手を汗握る緊迫感がいっぱい。
 
 ”たかがタイプライター、されどタイプライター”
 決勝戦の”女の戦い”は見ものです。


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 ストーリーは。
 1950年代のフランス、とある小さな町。そこで保険会社を経営するルイ(ロマン・デュリス)は秘書を募集するのだが大勢集まった応募者の中で選んだのは、野暮ったそうなローズ(デボラ・フランソワ)。
一週間のお試し期間で秘書として働くこととなったローズだったが、重要な書類をシュレッダーにかけたり、ルイの掌をメモ代わりにしたりと、ドジばかり。
 努力の甲斐無く事務所を去る羽目になるローズにルイはあることを持ちかける。それはタイプライター早打ち大会での優勝を勝ち取る事を。
 秘書としての能力には難あるもののタイプの早打ちの能力は人一倍のものを持っていることをルイは見抜いていたのだ。だが予選大会であっさり敗退してしまうローズ。

 その日からルイとローズの厳しい特訓が始まる。
田舎で平凡な生活、結婚から脱したかったローズはタイプライターを10本指で駆使するために色分けしたキーボードと同じ色にネイルを色分けし、鬼コーチとなったルイの下でみるみるうちに才能を開花させていく。
 一方、ルイは親友のボブと賭をする。ローズが早打ち大会で優勝することが出来るかと_。

 そして予選で見事一位突破し本戦へと出場するのだが、フランス全国大会チャンピオンで三度目の防衛をねらう早打ち女王が待ち構えていた。
 だが猛特訓する二人の心境に、少しずつ変化が訪れて_。



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 ラストのセリフ”ビジネスはアメリカで、恋はフランスに_”
 ハッピーな作品。

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 ちなみにパンフレットはこんな感じ。一見タイプライターのシルエットです。

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 劇場を出た後、近くのカレー専門店、”さんえす”でカツカレーを。
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