「のぼうの城」_でくのぼうの眼

 11月8日、は調整休というので会社はお休み。
TOHOシネマズ光の森にて「のぼうの城」を観る。
和田竜の同名小説の映画化(原作未読)
出演、野村萬斎、佐藤浩市、成宮寛貴。

 この作品、2011年9月に公開される予定だったのだが、311の東日本震災の影響で公開延期となったもの。
(劇中水攻めのシーンがあり、津波を想起させるカットなどの理由から)

 上映時間145分という結構長いものなのだけれど、それを感じさせないほどの面白い作品。

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 時代は戦国末期。豊臣秀吉の北条氏征伐において、北条方で唯一落城しなかったと言われる小城・忍城の戦いが舞台。史実であり現在その戦の跡地は田園が広がり、”石田堤”とよばれる一部が残されている。(これはエンドロールでも)

 ストーリーは。
織田信長配下の羽柴秀吉は、備中高松城攻めに大軍を用いての水攻めで雌雄を決する。秀吉の部下石田三成はその豪快な勢いに魅了されるのだが、周囲の三成への武人としての評価は芳しいものではなかった。秀吉に”三献茶”で取り入った奴としか。
 
 時は移り、信長の本能寺での自刃後、関白となった秀吉の向かう先は関東一円で唯一恭順を示さない北条氏であった。大軍を率いて関東の北条氏の本城、数々の支城を攻め落とすべく進軍する秀吉陣営にあって、三成は支城の一つ忍城攻めに約2万の軍勢を預かることとなる。
 対する忍城は軍勢500程度の小城に過ぎず、城代は”でくのぼう”、”のぼう様”と農民からも軽んじられている男だった_。


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  比較するのはおかしいのかもしれないが、三国志の武将を思い出した。
のぼう様:成田長親を劉備、正木丹波を関羽、柴崎和泉守を張飛というふうにその人物像をなぞらえてみると、何となく似ていると思うのは私だけだろうか?

 そうしてこうも考える。
 人を動かすものは何なのだろうと。
 才覚に長けた石田三成は、結局は関ヶ原でも敗走し、のぼう様には多くの武将・農民が結集した。



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 ここ最近ではまれに見る面白い時代劇。
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  • 映画「のぼうの城」でく“のぼう”に命を懸けられるか?

    Excerpt: 映画「のぼうの城」★★★☆ 野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、 山口智充、上地雄輔、山田孝之、 平岳大、市村正親、佐藤浩市出演 犬童一心、樋口真嗣 監督、 145分、2012年11月2日より全国にて公開.. Weblog: soramove racked: 2012-12-03 21:51